
筋湯温泉街より少し離れた場所に位置する全室半露天付きの離れの宿。1000坪の敷地に母屋や温泉棟、客室が点在し、回廊によって結ばれている。客室に温泉がついているものの男女別の内湯も完備している。泉質はナトリウムー塩化物泉。肌にやわらかく、表面を塩素でコーティングするため湯上りの湯冷めもしにくい上質温泉が惜しげもなくかけ流されている。また、全8室の客室はすべて和質とベッドつきの洋室なので優雅に過ごせるつくりだ。しかも、客室についた温泉は岩づくりや、切石、などすべて異なったつくりで趣向が凝らされている。
地元の有機米や野菜を使ったメニューは彩も鮮やかで、品数も多くボリュームも満点だ。特に和風メニューの中にアクセントとなっている洋食メニューや霜降りの豊後牛のしゃぶしゃぶがこちらの料理の高評価の主因だろう。温泉付きの客室、専用個室でのおいしいお食事、こんなにプライベート感の高いサービスと空間なのに、1泊2食14850円とは驚きのコストパフォーマンスである。
大分県・筋湯温泉「旅館 秀月」
大分県玖珠郡九重町大字湯坪528
TEL:0973-73-0050
豊富な湯量を誇る山鹿温泉の高台に位置する眺山庭。その名の通り、手前に菊池川、奥には霊峰阿蘇の外輪山を一望できる場所に佇む。リーズナブルな料金で源泉掛け流しの温泉を楽しめる宿として知られるこちらだが、食事付き日帰り休憩もできる。
利用時間は11:30~14:30までで、内湯付き客室で昼食をとることができる。客室に付く内湯は、もちろん源泉掛け流し。大人2人はゆっくり入れるくらいの広さがあり、地下800mより汲み上げられた温泉は、地下深く浸透した白亜紀の雨が自然濾過され、地下鉱物の影響を受けて「アルカリ性弱放射能温泉」となったもの。特にラドン含量が多いため、慢性皮膚病やストレス性疾患にも効果的。手をお湯につけただけで、手のひらにぬるぬるとまくをはるような感覚がわかる。客室に付く内湯の他に、露天付き大浴場にも入浴できるので、温泉を好きなだけ満喫できる。
料金は、料理メニューで異なり、会席プランで大人1名5000円、味わいプランだと大人1人3800円で温泉+客室休憩+料理を堪能できる。気軽にのんびり温泉を満喫したい方にはオススメだ。
熊本県・山鹿温泉「眺山庭」
熊本県山鹿市志々岐2508
TEL:0968-44-7712
■日帰り休憩:味わいプラン(食事付)大人1名3800円・会席プラン(食事付)大人1名5000円
■立寄り湯:大人400円・小人250円
九州では人気急上昇中の温泉地・わいた山麓温泉郷のはげの湯に佇む旅館・わいた山荘。
周囲の田園地帯からはもくもくと水蒸気が湯けむりのごとく吹き出すのどかな風景が広がる。ここの特徴は大きく分けると、2つ。まずは、硫黄分とメタケイ酸を豊富に含む、乳青色の温泉。ざぶざぶと流れ込む温泉をしり目に白濁した湯に身をゆだねるとまさに夢見心地。人気がうなぎ昇りなのも納得の温泉なのだ。また、つかりながらに見渡せる涌蓋の風景にも心癒されるのは間違いない。
そして、一羽をまるごと温泉の蒸気で蒸あげる名物料理の「鶏の地獄蒸」を目当ての客も後を絶たない。しっとり、ほくほく、うまみが凝縮されている鶏肉をこちらオリジナルのタレでいただく。あっさりとした鳥の脂ゆえ、ぺろりと平らげてしまう。あるレポーター曰く「鶏好きなら死ぬまでに一度は食べるべき一品だ」と。ほかにも、寒暖の差が激しい高地で育ったおいしい野菜を使った会席料理は、すべて手作りの心温まるメニューばかり。女将さんの人柄もこちらの隠し味なのだ。
熊本県・はげの湯温泉「わいた山荘」
熊本県阿蘇郡小国町西里はげの湯
TEL:0967-46-4553
久留米ICから約5分。筑後川の脇に建つ「いづみの湯」。全20室すべてが内湯・露天風呂付きの家族湯になっており、循環なしの源泉掛け流しの温泉を堪能できる。入口には、石風呂、木風呂など、それぞれ趣の異なる家族湯の画像が展示されているので、好みの浴槽を選ぶことができる。1室60分1800円・2400円・3000円のタイプがあり、料金毎に広さが異なる。間接照明で彩られた通路は、アジアンな雰囲気を漂わせ、温泉への期待感をより一層抱かせてくれる。
泉温は43℃と少し高めだが、弱アルカリ性、微白濁・微硫黄臭の温泉は源泉特有のとろみがあり、とってもぬるぬる!美肌効果が期待できそうだ。この温泉を掛け流しで楽しめるとはなんとも贅沢だ。
温泉の入浴待ちの方は、足湯(通常200円)が無料になるサービスや、館内2Fには、お食事処とエステ・マッサージコーナーも完備。近くには大型ショッピング施設もあり待ち時間があっても苦にならないのが、街中にある温泉施設のいいところだ![]()
福岡県・久留米天然温泉「いづみ乃湯」
久留米市新合川1丁目6-30
TEL:0942-41-1230
■入浴料:1室60分/Aタイプ1800円(3名様迄)・Bタイプ2400円(4名様迄)・Cタイプ3000円(5名様迄)
■営業時間:10時~翌3時まで
■泉質:アルカリ性単純温泉
11月3日、「唐津くんち」の取材に行ってきました![]()
唐津くんちは、唐津神社の秋季例大祭で約400年の歴史があります。
赤獅子、青獅子、亀と浦島太郎、鯛など、14台の巨大な曳山が、笛、太鼓、鉦の囃子と曳子たちの掛け声とともに、城下町・唐津を練り歩きます。
祭りの期間中、人口12万6千人の唐津市に、市外から5~60万人の方が訪れるわけですから、町全体がたいへんな賑わいと活気に満ち溢れます。
雑誌などでよく見かける「鯛」の曳山。聞くところによると、来春、香港のお祭りに登場するのだとか。地域の活動は、世界へと繋がっているんですね。
![]()
今回は、あまり見ることのできないくんちの裏側を拝見しました。
一般家庭では、町内会関係者等に無礼講の振る舞いを行うのです。
次から次へと近所の方がやってきて、テーブルに敷き詰められた豪勢な料理と佐賀の銘酒でおもてなしを受けます![]()
また、「アラ」を食べるのが唐津くんち、と言われるそうで、食卓の中心に置かれた丸ごと「アラ料理」が一際目を引いていました。味も絶品![]()
訪問先のお宅の女性から、「唐津の女は接待で忙しくて、くんちを見ることができないんですよ~」と言われました。陰で支える女性たちがいるからこそ、このお祭りは続いているんですね。
唐津くんちは本日4日まで。
「曳山」だけでなく、食や歴史文化もぜひご堪能ください。