
「壁湯」の始まりは、およそ300年前のこと。傷ついた鹿が川辺で湯浴みしている姿を猟師が発見。岩壁から湯が湧き出ていたことから、この名がついたという歴史ある名湯。そして「福元屋」自体の歴史も1世紀以上というから老舗中の老舗である。川底からこんこんと湧き出る無色透明の温泉の泉質は単純泉。神経痛や筋肉痛、疲労回復などへの効果が期待できる。効能もさることながら、壁湯天然洞窟温泉といわれる混浴露天は、独特の形状が圧巻だ。ゴツゴツとした岩肌は、湯船の頭上を包み込むようにせり出し、目の前には清らかな町田川の流れ。対岸には木々が生い茂り、いつまでも見飽きることがない自然美が描かれている。そんな絵画のような景色ゆえ、混浴の抵抗も薄いのだ。この名物風呂以外にも女性専用のお風呂や貸切風呂も情緒満点の造りとなっている。宿の雰囲気も見事なまでに自然と調和している落ち着いた民芸調で統一。気になる食事は、山菜をはじめとした地元の食材がふんだんに使われた会席料理。もちろん、和牛の陶板焼きや山菜も旨いのだが、特に好評なのが、自家栽培の米。「ひとめぼれ」と代々伝わってきた香り米の「壁湯福米」を一緒に作付けしたものを籾のまま保存し、その都度精米して炊き上げるというこだわりがある。旨いはずである。自然の恩恵を存分に体感したいなら、一度は足を運んでおきたい宿である。
【大分県・壁湯天然洞窟温泉】秘湯の宿 旅館 福元屋
大分県玖珠郡九重町大字町田62-1
TEL:0973-78-8754
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由布院温泉の中心街からほんの少しだけ離れた山間の静かな高台に建つ一軒宿。“大人の隠れ家”をコンセプトにしたこの宿に、訪れるゲストは1日3組のみ。客室は全室プライベート感を重視した軒続きの離れタイプで、ほっと和める縁側と岩造りの専用露天風呂を備えるため、自分たちだけのぐうたらな極楽時間を過ごすことができる。お部屋で24時間いつでも楽しめる温泉は、源泉かけ流しの由布院ならではの無色透明の肌に柔らかな単純温泉。しかも、温泉に浸かりながらの冷酒が飲めるというサービスも実施中!夕食は食事処にて、きめ細かな霜降りが食欲をそそる大分名物「豊後牛のしゃぶすき鍋」。甘さと旨み成分が凝縮された肉汁ととろけるような柔らかな肉質は食通をも唸らせる逸品だ。
湯布院という立地に離れの露天風呂付き、ましてや豊後牛までついて1泊2食14,000円~。いやいや、最近の旅館はコストパフォーマンスが高いですな。
【大分県・由布院温泉】星降る宿 星庵
大分県由布市湯布院町川上1170-6
TEL:0977-85-3008
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大きな立派な門が、静かに客人を待ち受けていた。門の前に立つと、音もなくスーッと自然に開かれた。『蘇庵』がオープンしたのは、平成21年の3月。まだまだ真新しさを纏っている宿だが、すでに各界著名人の宿泊も多い。客室は、1棟に2室入った離れ風の造りで、全8棟16室が揃う。古民家風や数奇屋風、和モダン風など造りは様々で、「半露天風」とも呼べるであろう開放感溢れる客室温泉も擁す。大きく採られた窓の向こうにはテラス席もあり、湯上がりはここで寛ぐのもいいだろう。美肌茶を飲んでいると、客室前に迎えのカートが到着したようだ。カートに乗り込み、本館へと誘われる。夕食の時間である。この日の前菜には、辛子レンコンや一文字のぐるぐるなどの熊本名物が顔を覗かせた。そして本日のメインは、「黒毛和牛のすき焼き」。宿の名物と言われているだけある一品だ。卵と自然薯を混ぜ合わせた淡いクリーム色の特製ダレにくぐらせていただく。濃いめのダシが染み込んだ柔らかな霜降り肉が、まろやかなタレに包み込まれ、えもいわれぬ美味しさに…! その味に感動していると、宿のスタッフが教えてくれた。「料理にはすべて敷地内に湧き出る湧水を使用しております。私どもはこれを”;阿蘇の雫”と呼んでおります」と。翌朝、目覚めると、山々も露天も、すべてが朝露のべールを纏ってキラキラと輝いていた。「阿蘇の雫」…なるほど。この宿でのページを閉じる時、一滴の雫が物語の上にキラリと降り注いだ。
【熊本県・南阿蘇温泉】別邸 蘇庵
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰5-56
TEL:0967-67-4555
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雲仙温泉街に長々と伸びる太鼓塀の向こう側に、どっしりと、また優雅に構える旅館。6,000坪という途方もない敷地内にはわずか14の客室。そのすべてが本格的純和風建築で、2棟の特別室以外は2階建てに4つの間を備えている。普通は、建物に合わせて庭を作るが、ここはまず広大な敷地を作庭し、その中に建物が造られたという。 日本建築を象徴する数寄屋造りの造作と室内から眺める庭の情景は、完璧に調和がとれた空間美を形成している。それもそのはず、50人の数寄屋大工が3年もの歳月を費やし、造り上げた日本建築の傑作なのである。 温泉は雲仙独特の白濁した硫黄泉。強めの硫黄臭と岩造りの設え、そしてその濁り湯が旅情をさらに掻き立て、温泉の素晴らしさをしみじみと感じさせてくれる。長湯すること間違いなし。 非の打ちどころがない建築美や極上の温泉もさることながら、こちらの京風本格懐石は、どんな食通をも唸らせるであろう芸術品と言っても過言ではない。旬の食材と妥協のない器づかい、盛り付けととにかく秀逸な一品ばかりが食卓に並ぶ。特に季節ごとの山や海の幸で彩られた八寸は、息をのむほどに美しく、そしておいしい。 芸術的な空間美、美麗な本格懐石料理、細部まで気配りの届いたおもてなしは、これぞ日本の伝統文化が結集した「ザ・旅館」の代表である。
【長崎県:雲仙温泉】旅亭 半水盧
長崎県雲仙市小浜町雲仙380-1
TEL:0957-73-2111
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海に面した国道に軒を連ねるように建つ温泉旅館から、湯煙がたなびくどころか、もくもくと立ち上るのが印象的な温泉街が小浜温泉。その中でも創業以来340余年という温泉街一の老舗宿なのだ。橘湾に面した展望露天風呂からの眺めは格別で、近く感じる水平線に沈む夕日を目の当たりにする確率も高い。塩分を含む温泉は、さっぱりとしつつも肌を塩分がコーティングするため、湯上がりの保温効果も抜群でいつまでもポッカポカ。また、館内には子供が遊べるおもちゃコーナーを設けるなど、家族連れを歓迎してくれるのもこちらの特徴だ。また、通常の客室以外にも檜や陶器製の半露天風呂が客室についたタイプもあるのでシチュエーションによって客室は選びたい。しかも、15,000円以下なので、特にお子様連れには嬉しい設定だ。料理はもちろん、橘湾で獲れた新鮮な魚を使った会席料理。希望に応じて別注にてのアワビやサザエ、車エビ踊りなども対応可能だ。子連れに心強く、大人も満足できる老舗旅館へぜひ一度。
【長崎県・小浜温泉】伊勢屋旅館
長崎県雲仙市小浜町北本町905
TEL:0957-74-2121
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筑後川に面して建つ人気旅館『六峰舘』。まずは、筑後川や耳納連山を借景にしたモダンな空間のロビーが出迎えてくれる。その雰囲気の良さにチェックイン時に一息つく方も多く見受けられる。スタッフの接客や気配りも笑顔で心地よく、この不景気に連日満室が続く意味がよくわかる。鶴が羽を休めていたことが命名の原鶴温泉の良泉を楽しむには、4階にある庭園露天風呂がおススメ。とても4階にあるとは信じがたい風情あふれる庭園、筑後川を眼下に見渡す眺望のよさ、そしてトロトロとして湯の花が舞う上質な温泉、はっきり言って天国です!いつまでも浸かっていたい気になるのは私だけではない筈。ほかにもヒノキ造りの大浴場や貸切風呂など設備も充実。そして客室は、露天風呂付きの特別室やモダンな和室など、それぞれ異なった趣きある空間を演出していてゆったりとしている。夕食は、日本料理をベースにしたオリジナリティー溢れる創作料理。旬の食材にこだわった彩り豊かな料理の数々が、目と舌を楽しませてくれる。ボリューム・味つけ・見た目も言うことなし。しかもニーズに合わせた宿泊プランが充実しているのでどんなシチュエーションでも満足できる筈である。
【福岡県・原鶴温泉】ほどあいの宿 六峰舘
福岡県朝倉市杷木久喜宮1840
TEL:0946-62-1047
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福岡県随一の湧出量を誇る原鶴温泉
は、美肌によい泉質を二つもつことから“ダブル美肌湯”と呼ばれている。古い角質を落とす「アルカリ性」、そして余分な皮脂を取り除く「硫黄分」この2つの成分を含んでいるのだ。こちらはその良泉の自家源泉を持っているため温泉施設が豊富だ。巨大な浴場のジャングル風呂や男女別の露天風呂、貸切露天風呂などバラエティーに富んだお風呂が全部で6つ。そのすべてを、立ち寄りでも利用できる。夕食は、筑後の恵みをふんだんに取り入れた会席料理を個室の食事処か団体なら宴会場で味わうことができる。経験豊かな和食の職人が腕によりをかけたメニューは、食材から調理盛り付けまで随所にこだわりを持ち、洗練された内容だ。朝食は、大宴会場にてバイキング。和も洋も盛り込んだメニューがこれでもか、とテーブルを彩る。客室は和室が基本で人数によって広さが変わる。平成4年に天皇・皇后両陛下が御宿泊された貴賓室は、そのために造られたという特別なロイヤルスィート。紅塵庵という離れは、優雅な庭園、鯉の泳ぐ池を見渡し最上級の寛ぎが得られる。老舗旅館ならではの優雅なひとときを。
【福岡県・原鶴温泉】泰泉閣
福岡県朝倉市杷木志波20
TEL:0946-62-1140
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熊本県北部はトロトロの美肌の湯が湧き出ることで女性を中心に人気急上昇中!ここ玉名温泉もその一つ。別名「白鷺の湯」とも呼ばれ、その開湯は1300年前に遡る名湯である
。その上質な温泉を源泉100%の掛け流しで堪能できるこちらには、男女別の露天風呂付き大浴場や、宿泊者専用の風情あふれる贅沢な造りの貸し切り露天風呂が備わっている。客室は3タイプ。2名~8名までが利用できるゆったりとした造りの露天風呂が付いた客室。それから、段差が少ない造りで温泉付きユニットバスが完備された新館客室とスタンダードな本館客室。人数やシチュエーションによって選ぶことができる。また、料理は食材へのこだわりが強く、野菜は地元の有機野菜や減農薬野菜を使用し、また、大学教授の協力も得ながら薬草をおいしく調理し、「気持ちいい温泉とおいしい食事で健康になる」という取り組みに注力している。有明海にも近いことから、新鮮で珍しい魚介類が、料理長の熱い思いで絶妙な料理へと昇華するメニューも見逃せない。身体の内側と外側からとで、健康かつより美しくなりましょう。
熊本県:玉名温泉「湯宿 竹水苑」
熊本県玉名市玉名2020-1
TEL:0968-72-2165
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九州いや全国的にみても指折りの人気観光地、阿蘇。
阿蘇と言えばカルデラに火口に草千里に……と、大自然が魅力だが忘れてはいけないのが阿蘇五岳。
お釈迦様が仰向けに寝ている姿に似ていることから“阿蘇の涅槃像”とも呼ばれ根子岳が顔、高岳が胸、中岳がへそ、杵島岳と烏帽子岳が膝に例えられている。
この阿蘇五岳を望む内牧温泉の浴場の中で一番高台に位置するのが阿蘇ホテル一番館 和田屋の「雲上寝釈迦の湯」である。
昨年のリニューアルオープンで露天風呂が完成し、さらに開放感がアップ!また、こちらの温泉は源泉湯宿にも選ばれ飲泉も可能な源泉かけ流し100%の新鮮な天然温泉。ミネラル成分をたっぷりと含んだ柔らかな温泉が湯上りの肌をしっとりと包み込んでくれるのだ。
熊本県:阿蘇内牧温泉「阿蘇ホテル一番館 和田屋」
熊本県阿蘇市内牧99
TEL:0967-32-0008
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http://www.asohotel.jp/
筑後平野を一望する山頂の特等席に堂々と立つ白亜のホテル。ロビーや客室、露天風呂、どこからでもこの絶景を見ることができる。客室の窓も大きくとられているため、景色そのものを1人占めにした優雅な気分にさせてくれる。特に、眼下に蛇行して流れる筑後川や遠く耳納連山が朱に染まる夕景は、息をのむほどに美しい。客室タイプも用途やニーズに合わせて選ぶことができるが、露天風呂付きの和洋室でもプランによっては1泊2食15,000円くらいで利用することもできる。また、展望露天風呂・展望大浴場ともに源泉かけ流し。露天風呂にはこれまた景色を楽しめるように大きなガラス窓のサウナも完備。湯上がりにはエステのサービスもオプションで楽しめる。筑後の恵みを盛り込んだ会席料理をいただくのは、客室か個室ダイニング「遥」、団体なら宴会場。どんなメンバーでも、気軽な旅行でも、記念日でも、満足できる温泉リゾートなのだ。
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【福岡県・原鶴温泉】ビューホテル平成
福岡県朝倉市杷木志波203-1
TEL:0946-63-3515
立寄入浴:(展望露天風呂・裸美絵)大人800円 子供400円
入浴時間:10:00~15:00まで受付